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2013年12月19日木曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その6(のび太の宇宙小戦争)

Music Makes Me Happyさんが今年もフリーコンピを発表されました。
総勢107組という超絶ボリューム。全部許可取ってるっていうんだからもうほんとなんていうかすごいなんて言葉じゃ表せないですね。コチラを読んで聴いて気になるバンドを探しましょう。

記事中ではtheWarpedRadioとうちの共同企画"みんなのベスト"についても触れて頂いていて、もう感謝しかないです。ありがとうございます。

そんな中、今日もドラえもんの感想を綴るのです。ネタバレありです。


ファミコンのパッケージデザイン
このパンフが元になってるよね
ドラえもん のび太の宇宙小戦争 (1985)


音楽なんかと同じで、その時の気分次第で"好きな作品ベスト3"みたいなんはコロコロ変わるのですが、本作はどんな時でもベスト3に入ってくるいわゆるオールタイム・ベストな作品です。個人的に。
"宇宙小戦争"で読みは"リトルスターウォーズ"、とタイトルからしてモロですが中身にも色々映画のパロディが含まれていてニヤニヤしちゃいます。っていってもほとんどが有名所の作品ですし、パロディの仕方も思いっきりなので、僕みたいな映画ライト層でも楽しめます。



大統領のペット・ロコロコ
かわいい。
ここまで恐竜・宇宙開拓史ではのび太、大魔境ではジャイアン、海底鬼岩城ではしずかちゃんが重要な地位を占めていました(魔界大冒険はそれぞれ均等?)。スネ夫はまさかの飛び石作戦かと思いきや、今作のメインはスネ夫です。大長編においてはのび太よりものび太してる弱虫かつ使えない男だった彼の決死の戦いには胸が熱くなること間違いなしです多分。
ゲストキャラクターも魅力的で、おしゃべり犬・ロコロコは大長編屈指の人気キャラじゃないでしょうか。それともジャー・ジャー・ビンクスみたいに人気無いの?こいつ。



今作はテーマ曲の使い方も秀逸で。苦労してアジトに辿り着いたのび太達を労うかの如くレジスタンスの一人が歌い出すテーマ曲「少年期」。それをBGMに疲れ果てて眠るのび太。"のび太にしては頑張ったもんな"と温かい目で見守る父性だだもれのジャイアン。胸熱です。ラストの終わり方も原作(漫画版)はあっさりしすぎてる感もあるので、今作は断然アニメ版がおすすめですね。あっ、「少年期」は作詞も歌も鉄矢さん。


スモールライトの効果に有効期限があるとか、有効期限には個人差があるとか都合良すぎぃ!なんて言わずに少年の心を持ってどうか楽しんでください。
のび太が一緒に映画を撮ろうと誘ったが最後、自分好みのファンタジー映画を撮ることを強要するしずかちゃんは中々のアレだと思います。今作はお風呂シーンがたっぷりあります。

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