ブラックベリー(原題:BLACKBERRY)(2023)
監督:マット・ジョンソン
出演:ジェイ・バルチェル、グレン・ハワートン
Netflixで見ました。スマートフォンの祖、ブラックベリー社を描いた実話ベースの映画。日本では劇場公開なかったんですね。配信のみ。
元々技術屋で経営は素人のマイク。従業員も完全に趣味の延長線上で仕事をしている大学サークル状態。マイクは会社の存続に限界を感じ、経営に長けたジムを共同経営者として外部から招いて立て直しを図っていくって感じのストーリー。
自分の以前いた会社が↑と完全に一致って感じだったので刺さる刺さる。ジムのキレっぷり含めて。ジムの来る前のブラックベリー社は「おまえもしかしてまだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」のセリフでも生ぬるいくらいの楽観的な状態だったんで、そんな会社のいい大人たちを180度変えるにはキレないと仕方ない部分もあるんすかね。わからなくもないと思える部分もありつつ、そのやり方だとやっぱいつかどこかで歪みが生まれるんだろうな、と。にんげんだもの。ジムを迎えた後、多少のアレコレはありつつも割と(映画上は)あっという間に立て直して次の展開にいっちゃうんですけど個人的にはもう少し、技術屋として&経営者としての葛藤に悩まされるマイクを描いて欲しかったかなとは感じましたね。従業員側も。技術屋に全振りと効率的な経営に全振りの2トップだと色々ストーリーはあったと思うんですよね。そのあたり、もう少し膨らましてほしかったな、と思うのは自分がそういう会社にいたからかもしれない。ほんとあの頃は思い出したくもないほど色々あった
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