わさび版ドラ（映画）の感想もたらたら綴る その4（新・のび太の宇宙開拓史:2009）

色んなアウトプットを増やすどころかtweetすらなくなってきた。

ドラえもん　新・のび太の宇宙開拓史（2009）

大長編2作目のリメイクですね。宇宙開拓史は、のぶ代版でも漫画版の良いところをがっつり削ってしまっていたところもあり、そういう部分が直っていたら大変意義あるリメイクだなーという期待もあったりなかったりはしました。その程度の期待を超えてこないってどういうことかね？

チャミー盛り合わせ

いつも最後にちらっと感想をお届けするゲスト声優の芸能人の皆様に関してですが、丙丁付けがたいシリーズのゲスト声優陣の中でも1,2を争う酷さでございます。もう悪口しか思い浮かびませんので現場からは以上です。あと毎回旧ドラファンへの免罪符的にのび太の部屋に置かれるオシシ仮面にもだいぶイライラしてまいりました。きれいなジャイアンくらい推すよな、オシシ仮面。

ようやく本編の感想をお話しする時間がやってまいりました。魔界大冒険の時同様、がっつりオリジナルストーリーを入れてくれておりますが、魔界大冒険の時同様、がっつり全部蛇足です。全部だよ全部。個人的にのぶ代版ドラの大きなマイナス点だと思っていたギラーミンとの決闘シーンがちゃんとのび太の見せ所になってたのは唯一良かったと思いますが、前述のオリジナルストーリーががばっと入ってくるおかげでラストはとにかく駆け足のダイジェスト版でお送りしますって感じの流しっぷりで帳消しになっておりもう本当にもう本当にアレです。ギラーミンも用心棒の先生的な位置づけだったからこそ、のび太の決闘が光ったのに余計なサイドストーリー入れて糞ビジネスマン化しちゃったのがな。


主題歌OPはアニメ版のいつものあの歌。エンディングは柴咲コウさんの"大切にするよ"。クレムさんが歌う挿入歌が白目になるくらいのインパクトなので特に他に言うことはないですね。しゃべっても地獄歌っても地獄。