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2014年4月15日火曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その11(のび太とアニマル惑星)

湘南が絶好調で週末が楽しい。ガンバ?なんのことだい。

ネタバレしてます。


豚の顔がヤバイ
ドラえもん のび太とアニマル惑星 (1990)

なんか気づいたら原作との差異とかに触れてなかったんですが、中期ドラ映画くらいからは基本的にすごく原作に忠実なんですよね。だから特に触れるところもないっていう。

んで、中期大長編ドラって、初期と比べるとSF(少し不思議)テイストが少し薄くなってて教育材料的な要素とか現代社会に対する警鐘みたいな要素が濃いんですよね。
一番言われるのは"雲の王国"が説教臭いということが言われるんですが、今作アニマル惑星も説教臭さでは負けてません。




原作ではイケメン青年だった
T.Pが角刈り野郎に...
自然と調和した美しい文明を築く動物たちと、環境破壊を繰り返し退廃した惑星に追いやられた人型種族のニムゲ族。のび太達の住む地球ではゴルフ場開発のため裏山伐採の話が進んでいて、非常にわかりやすい自然破壊に対する警鐘・批判が盛り込まれております。
それでも今作が雲の王国ほど説教臭いとか言われていない(気がする)のは、動物たちが人間と同じように二足歩行して文明を築き上げているファンタジーな要素だったり、ピンクのモヤの不気味さが与える強烈なインパクトだったりが緩和してるからでしょうか。




人面犬
今作ではしずかちゃんの小悪魔っぷりが他作より発揮されており、運のないやつと言われて(他のみんなと一緒に)躊躇なくのび太を指さしたり、ひと気のないアニマル星で"みんな寝てるのかな?"と言うのび太に対し"昼間っから?まさかのび太さんじゃあるまいし"とか言い放ったり、中々チッポたちを見つけられないのび太に対し退屈そうな顔で"うちに帰りたい"と容赦なく言い放ったり。恐ろしい女です。

今作の主題歌は武田鉄矢の「天までとどけ」。

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