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2014年7月11日金曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その12(のび太のドラビアンナイト)

ここらへんの作品から妙なこなれてきた感を感じなくもないです。
ネタバレしてます。


特にコメントなし


ドラえもん のび太のドラビアンナイト (1990)


アラビアンナイトのストーリーを元にしている、っていう意味では西遊記をベースにしていた「パラレル西遊記」に近しいものを感じます。でもパラレル西遊記では実在した三蔵法師以外をゲームの中から飛び出してきたキャラクターなどで固めたフィクションベースな作りだった一方で、ドラビアンナイトはあくまでシンドバッドをメインにしたノンフィクションベースな話(という設定)であるためか、ちょっと独創性が劣るというか、物足りなさは感じました。

フィクション

ノンフィクションベースな話ゆえか、ピンチシーンの生々しさは大長編随一。小学生少女がアラビアに取り残され、人身売買されかけるとか、少年誌真っ青です。小学生少女の水浴び全裸シーンも顔真っ青だけど。

かわいい


ゲストキャラのミクジン(とランプの精もかな)はデザイン的にもキャラクター的にも受けの良さそうな可愛いやつなのですが、活躍の場は少なく、ご都合展開のための便利屋程度に終わってしまったのは少し残念ですね。

主題歌は鉄矢作詞・白鳥英美子さん歌の「夢のゆくえ」。

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