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2016年2月23日火曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その18(のび太のねじまき都市冒険記)




一定期間レビューをしていなかった間も安定してアクセス数を増やしていたのがドラえもんの感想記事。やったぜ音楽blogランアンラン。最近は皿洗いのときにLAST EXILE観てたのでドラえもん観るの滞ってました。またぼちぼち再開していきます。





ドラえもん のび太のねじまき都市冒険記(1997)

鬼五郎はともかく馬多すぎやろ...
大長編18作目。今作途中で藤子F不二雄氏が逝去されました。wiki調べでは途中といってもペン入れ前、ネーム段階での逝去だったようで、本作最初の段階から既に絵柄が変わってしまっています。この代打の方は短編原作でもたまーにピンチヒッターを任されているんですけど、当時小学生低学年だった僕でも"完全に別人やんけ"とビックリするくらい絶望的にアレなんですね。たまにインターネッツ上で漫画に対して"ストーリーが良ければ絵なんかどうでもいいじゃん"みたいなことを言ってる人を見かけるんですけど、絵と文章のメディアミックスが漫画ですからね。そこら辺はある程度バランスが必要でしょって個人的には思うんです。本作で言えば、表情書くのがあまりアレなために、セリフと表情が全然合ってないんですよ。 極端に言えばセリフは驚いてるのに顔は怒ってるみたいな状態が起きてるんですよ。そんなこともあって原作漫画が非常に楽しみ辛くはなってるんじゃないかな、と個人的には正直思います。アニメの方はいつもお馴染みの作画となってますからアニメ版はそれだけで価値があるかな、と。


このビジュアルで声は出来杉
その他漫画とアニメの相違点でいくとですね、ストーリーに大きな相違点がないのはまぁいつも通りで。ジャイアン愛用の恐竜のぬいぐるみの名前がゴジちゃんからティラちゃんに変わったのも完全に大人の事情ですよねってことでこれもまぁどうでもいいんですけど、いかんともしがたいのはゲストキャラの一人"プピーちゃん"です。可愛い子ブタちゃん(♀)で舌っ足らずの赤ちゃん言葉でしゃべるキャラクターなんですけど、完全に出来杉君の声なんですよね。出来杉君の声で「あたち怖いでちゅ」なんて言われても違和感しかないんですよね。怖いでちゅなんてセリフあったか忘れましたけど。この配役はちょっと何とかならなかったのかな、と思いました。


その他概ねのストーリーについて、単なる強盗犯の鬼五郎がラスボスというのはスケールが小さい、って感想をよく見かけるんですけど個人的にはそこは別にそこまで言う程でもないかなと思いました。雲の王国も敵は単なる密猟者ですからね。敵かな味方かなの種まく者もいますし、そこら辺のスケール感っていうのは近作と比べてもそこまで悪くなかったかな、と。ただ、極悪人鬼五郎が他のクローン鬼五郎と一体化するときに、お前明らかに別人じゃんの善人鬼五郎(a.k.aホクロ)さんにまとめられちゃいました、っていうオチは何か色々あれですね。FさんがSF短編でなんか色々アイデンティティとは、といじり倒しそうな腑に落ちないオチだなーとは思いました。

主題歌は前作で一旦大長編から手を引いた鉄矢さんに変わり、永吉矢沢さんの渋かっこいい歌となっております。

1 件のコメント :

  1. 初めまして。ドラえもんのねじまき都市冒険記のリメイク版はどういう風にして欲しいですか?
    (1)カットして欲しいシーン
    (2)追加して欲しいシーン
    (3)変更して欲しいシーン
    (4)序盤
    (5)中盤
    (6)終盤
    (7)前映画の後の予告編
    (8)旧作で府に落ちないシーン
    (9)その他
    理由を書いて貰えますか?

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