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2013年11月29日金曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その5(のび太の魔界大冒険)

音楽の感想よりもドラえもんの感想のほうが長い。
観たことがある人が読むという前提の感想を今日も書いてます。
ネタバレ。 

みんなのベストも募集開始しましたのでよろしくね!






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ドラえもん のび太の魔界大冒険 (1984)


小さい時一番好きだったのは実は魔界大冒険でした。
ひとつはやっぱり"もしも魔法が使えたら"ってのは別にのび太じゃなくても皆が一度は考える(よね?)ってことで、単純にそれに対するワクワク感が強かったこと。当時はムー大陸とかその手のミステリーに個人的にあまり興味がなかったっていうのもあったしね。



もう一つは全体を包む緊張感。
今作のパンフは文字数が異常に少ない
前作の海底鬼岩城も一度全滅しかけるところは同じなんですが、仲間それぞれの視点に切り替わる海底鬼岩城に対して、魔界大冒険は基本のび太視点で。そこら辺見ている側ののめり込み度はのび太視点で固定されてる今作のほうが強いかな、なんて。じわじわ窮地に追い込まれている感じもね。
また魔界のハイエナとか不気味な人魚とか恐竜もどきみたいなのとか敵キャラのパンチも効いてます。メデューサなんてまぁまぁのトラウマものです。



裏表紙に緑のドラえもん
ドラえもんとのび太の石像の伏線とか、終わりと見せかけて続く手法とかも、当時の自分には新鮮で良かったなぁ。困ったときのドラミちゃん頼みも今作が初めてです(だからもちろん大長編初登場)ので許してあげてください。

少し残念な点を挙げるとすれば、現実とは違うパラレルワールドの住人ということもあって、心なしかしずかちゃん達準メインの扱いが悪いかな、という点ですね。あと、小泉今日子さんの歌う主題歌"風のマジカル"が、DVDでは(多分ビデオも)のび太の大魔境でも使われていた"だからみんなで"に差し替えられていること。権利関係の問題なのかな?これまでの大長編主題歌のフォーク路線とは一線を画すアイドルソングをそのまま収録して欲しかったですね。




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