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2015年8月4日火曜日

大長編ドラえもんの感想をたらたら綴る その17(のび太と銀河超特急)

オレンジと緑の旧東海道線カラー


超久しぶりにドラえもんの感想文です。ご確認ください。
もちろんネタバレ等全く気にせず書いてますし、画像が荒いのも全く気にしてません。よろしくお願いします。







忍者ガンマン姫車掌
ドラえもん のび太と銀河超特急(1996)

残念ながら藤子先生が最初から最後まで作品に携わる最後の作品となってしまいました。だから、というわけではないですが、個人的には後期大長編で一番良い出来ではないかなと思います。(とはいえ初期作品ほどのエネルギーはやはりないかなと感じますが。)
ストーリーは例によってスネ夫ツアーに仲間外れにされたのび太がドラえもんのお陰で銀河鉄道に乗れることになってジャイアンもしずかちゃんもスネ夫もあっさりそっちに乗り換えるけど色々起こってさぁ大変です。恐竜・SF・忍者・西部劇・お伽話(お姫様)と、子供がワクワクする要素をテンコ盛りさせてるのが良いですね。で、のび太の活躍もいつもより多くて。ここまで意図してたわけじゃないだろうけど、のび太に射撃属性を与えたのは最高の判断でしたよね。しずかちゃんのお風呂好きもか。なお、しずかちゃんのセクシーショットは今回普通に上下大公開となっており完全にアウトです。ありがとうございました。


光の反射してるクソみたいな画像で
今日もお届けします。

今作で個人的に一番印象的なのは、ドラえもんとのび太が初めて銀河列車に乗ったときのBGM。クラシックなんですよね。ドラえもん映画のBGMでクラシックが使われるのはもちろん初めてで、最初DVDで観てた時は隣の家から音漏れでもしてるのかと思いましたよ僕は。他の場面でもちょこちょこ使われててどの場面でもバッチシ合ってるんですが、僕は列車に乗ってるシーンの音楽が一番印象的でしたね。これから始まる冒険への神秘的な気持ちを盛り上げてくれます。漫画にはできない、アニメならではの良いところですね。



カワイイはつくれる
ゲストキャラクターはシンプルデザインが可愛い車掌さんと新聞記者の中年ボームさん、そして22世紀の少年アストンたち。のび太たちは"自分たちは20世紀から来た"とアストン達に対して自己紹介し、"昔モン"とバカにされてしまいます。最終的には"昔モンなんて呼んで悪かった"と謝罪を受け和解するのですが、その際にボームさんから"彼ら(のび太たち)は20世紀の地球から来たんだよ"とその出自を紹介されます。のび太がアストン達に自己紹介してたときもお前いたしアストンが"昔モンて呼んで悪かった"って言ってんだから過去からきたこと知ってるに決まってるだろうにまるで今初めて明かされる事実みたいに言うとかとくダネ!でも取ったつもりかホントに記者っていう人種は以下略だと思いました。
でもそんなアストン達と和解するやりとりの中で、「じゃぁ、君たちは僕達のおじいちゃんのおじいちゃんのそのまたおじいちゃんの...」っていう日本誕生でやったのび太とククルのやり取りのセルフカバーがあるのにはおじさんほっこりしました。




主題歌はもちろん鉄矢(海援隊)で「私の中の銀河」。ボーカルが珍しく鉄矢じゃないので最初はおやおやって思いますが、安心してください。鉄矢作曲ですよ。なお、藤子先生の逝去を受けてか、今作を最後に鉄矢はドラえもん主題歌から手を引いております。(新ドラで一度復活したようです。)


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