Bedtime For Charlie Japan Tour 2015 @新宿Nine Spices

こんなにもメロディック勢なライブに行ったのは久しぶり。
急遽出演できなくなったTHE DECLINEの代打GiacomoとAlexのアコースティックセットはガストに飯食いに行ったら予想以上に混んでて見逃しちゃいました...。

◯Hopeless Dew…2013年のみんなのベストではEP作にも関わらず、たくさん挙げられておりましたHopeless Dew。ライブの方も安定感のある演奏で、現代的な高速メロディック的エッセンスを混じえながらも90'sメロディックからの影響をたっぷり感じさせるサウンドに、あっ、僕もまだまだこっち系の音楽聴いていけるな、と熱い何かを呼び起こされましたです。


◯The No!…ここ最近twitterでもよく名前を見かけていて、今日のラインナップの中ではきっと今の自分に一番しっくりくるのはこのバンドなのかな、と期待しておりましたが、その期待を裏切らない素晴らしいライブでした(関東初ライブ、らしい)。90'sメロディックを土台にってのは今日の他のバンドとも共通するポイントですが、彼らは高速メロディックよりはCruz系だったりポップパンクだったりの要素を色々感じて、そんな良いとこどりな感じがとても現代っ子らしくてでも僕みたいなおっさんでも食いついちゃういい部分だなぁ、と。元々Jet Marketのコピーバンドをやっていたらしく、最後にはBedtime For Charlieでex-Jet MarketのAlexをボーカルに迎えてJet Marketの曲をやってました。これまたカッコ良かったです。終わったら速攻Demo音源をいただきました。


◯Smile And Burn…今日のメンツの中では、非常にロック寄りなちょっと異色な立ち位置でかつ初来日ということですごく難しい環境だったと思うんですが、フロアに降りてくる型ボーカルは非常に盛り上げ上手でしたしこの日以降の公演は回を増す毎に盛り上がりも上がっていったんじゃないかなと思います。僕は友達がビックリするくらい少ないので最近は大所帯（5人組以上）のバンドがステージで所狭しとでも楽しそうに演奏している姿を見ると何かすごくこう涙が出そうになるんですよね。僕は友達がビックリするくらいいないので。


◯MISLED BALDS…彼らが出始めた頃って、ちょうど僕がこの辺のメロディック系な音楽から離れていった頃で、彼らについても名前は知ってたけどほとんど聴くことなく、きっとメタリックな要素をたっぷり入れた例の高速メロディックなんだろうと勝手に思っていたんですが、全然違うじゃないですか。ぶっちぎりのメロディックハードコアで、テクニカルだけどものっそい横綱感を感じさせる安定感もあって、でも激しくて。今検索したら"後期Propagandhiのような"みたいな紹介文を見つけて"後期Propagandhiのような"音楽はそれはそれで僕は苦手なんですけど、この日ライブで見た限りではもうめちゃくちゃカッコ良かったので今度音源を買おうと思った次第です。

◯Bedtime For Charlie…ツアー初日ということでしたが、しっかり仕上がっていたんじゃないでしょうか。僕は新譜買っておらず、2ndしか持ってなくて知らない曲ばっかりかなぁ。とは思ってたんですが、まぁ大体そうだったんですが、聴きたかった"My Lovely Enemy"はやってくれましたし、新譜の曲もよりメロディラインに重きを置かれたような内容になったっぽい楽曲だったので、それはその場で初めて聴くことになった僕みたいな人間が楽しむにはプラス要素であったのでとても良かったです。