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2015年9月2日水曜日

Split / Empire! Empire! (I was a lonely estate), malegoat (2014)

Split / Empire! Empire! (I was a lonely estate), malegoat (2014)

バンドとしても(メンバー主宰の)レーベルとしてもUSエモシーンを引っ張るEmpire! Empire! (I was a lonely estate)と日本でもアメリカでも大人気な現代Emoシーンの旗手malegoatの友情スプリット。リリースはUS盤は前述のE!E!のメンバーKeith主宰Count Your Lucky Stars Records単独、日本盤はStiff Slack Recordsとの共同リリース。

E!E!の方は、聴いてるほうが不安になるくらいの心細い叙情派サウンドは気取らず飾らずまるっとこれまで通り。Emo界隈ってパンク系から流れてくる人も多いし、聴く人を選ぶようなサウンドではあるのかなとは思うんですが、ハマれば抜け出せない没頭させられる世界観の作り方みたいなのはやっぱり凄いなと思います。

malegoatの方は、これまでよりも少しシンプルな構成で、歌がより強調された内容に変化している印象です。テクニカルなギターだったり、パンク系由来な疾走感だったりは抑え目で。特に後の2ndアルバムにも収録される"The Midnights Lie Around"の方はその傾向がより強いですね。逆に1stからの流れが少し強く残っている"Call Down"のほうは今作のみ収録ですので、好きな人はマストではないでしょうか。

US盤と日本盤はジャケが違います(左上の画像は日本盤)。ジャケはどちらも良い感じなのですが、日本盤はE!E!来日時の両者のライブを収めたDVDが特典として付いてきます。僕もこの来日公演には足を運びましたが、個人的には正直malegoatの圧勝...(E!E!ももちろん良かったですよ?)


Empire! Empire! (I was a lonely estate) side
1. When We Did Not Move Or Speak, There Was No Proof That We Were There At All
2. You Promised You'd Stay Here With Me

malegoat side
1. Call Down
2. The Midnights Lie Around

Empire! Empire! feat岸野さん(malegoat)


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